この記事の監修者 医師(匿名) 医師歴:10年勤務病院:某3次救急病院 一般社団法人 起立性調節障害改善協会 起立性調節障害(OD)は急激な肉体の成長に対して自律神経の発達が追いつかず、脳血流が低下する身体疾患です。特に肉体が成長しやすい小学生高学年から中学生で発症しやすく、約10%の子供で発症するため稀な疾患ではありません。 特に起床時や起立時に脳血流が低下するため、午前中に症状が強いことが知られており、通学や通塾に支障をきたします。さらに、集中力や記憶力・思考力が低下する子供もいるため、通学できたとし ...