起立性調節障害とは

起立性調節障害の子供に親ができること・治療法・治った方の事例

2023年1月21日

※ PR:本ページはプロモーションが含まれています。

この記事の監修者

医師 錦惠那

医師 錦 惠那

内科一般・腎臓内科・透析科・産業医
保有資格:日本内科学会内科専門医・日本医師会認定産業医
2018年から起立性調節障害患者の診療を行い、累計30人以上の起立性調節障害患者を担当。

一般社団法人 起立性調節障害改善協会

 

起立性調節障害は、自律神経機能の低下によって起こる病気です。朝なかなか起きられないことから、遅刻を繰り返してしまったり、不登校になってしまったりする子どもたちもいます。

年齢を重ねるごとに良くなることがほとんどですが、保護者の方は「勉強で遅れをとってしまうのではないか」と、心配でたまらないでしょう。

この記事では、起立性調節障害の治療法(対処法)や親にできること等について詳しく解説します。過去に起立性調節障害を患っていて治った方の事例も併せて紹介します。起立性調節障害に悩んでいる方々の参考になれば幸いです。

 

起立性調節障害には「光療法」を推奨します

 

→大人の起立性調節障害に関する記事はこちら

起立性調節障害の子どもに親ができること

起立性調節障害の子どもに親ができること

起立性調節障害に悩む子どもに対して、第一に親ができることは「体の病気である」と理解することです。

症状の特徴から、怠けているように思われてしまったり、叱責されてしまったりすることも少なくありません。大人と接していくうちに、子どもの自己肯定感は低下し、どんどん追い詰められてしまいます。

「学校に行きたくないから具合が悪くなる」のではなく、「具合が悪いから学校に行けない」ということを理解してあげましょう。学校に行きたいけど行けない辛さを理解することで、子どもへの接し方も変わってくるはずです。

また、朝起きられない子どもに対し、親が起床のサポートを行うことも非常に重要です。起立性調節障害の子どもは、目覚まし時計だけではなかなか起きられません。決まった時間にカーテンを開けたり、優しく声をかけたりしてあげましょう。

親や学校の先生など大人の理解が重要

起立性調節障害は、親や学校の先生など近くにいる大人の理解が非常に重要です。学校は、起立性調節障害の理解を深め、起立性調節障害を患っている児童生徒の受け入れ体制を整える必要があります。

具体的には、居場所の調整や学習面のフォロー、進路指導など個人の実態に合わせて柔軟な支援が不可欠です。

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起立性調節障害の治療法

起立性調節障害の治療法には大きく分けて、「薬物療法」「非薬物療法」の2種類があります。

基本的には、薬を使用しない「非薬物療法」で治療を行っていくのがメインになります。

非薬物療法

起立性調節障害の非薬物療法

 

治療に薬物を使用しない「非薬物療法」には、光療法・飲水療法・食事療法・運動療法などがあります。

<光療法>

起立性調節障害の光療法

日中(15時まで)は、日向側を歩く等なるべく太陽光を浴びるようにされてください。太陽光を浴びることで体内時計のリセットを促していきます。(あくまで簡単な対策であり、光療法の詳細は下記ページでご紹介しています。)

また、夜眠れない、朝起きられない方には「朝日」を浴びることが重要です。しかし、朝起きられないため朝日が浴びれないという方には、朝日と同等の光を放つ「光目覚まし時計」などもあります。

→起立性調節障害における「光療法」効果や仕組みを解説

 

<飲水療法>

こまめに水分を摂取するというシンプルな方法です。水分不足は症状の悪化を招きます。1日1.5〜2リットルを目標に水分を摂取しましょう。

<運動療法>

自律神経を働かせるためには運動が必須です。縄を使わないエア縄とびやスクワットなど、自宅で簡単にできるものを取り入れてみましょう。

他にも、腹部バンドや圧迫ソックスを使用して血流を改善するなどの方法もあります。

<食事療法>

1日3食を決まった時間にとるという方法です。生活リズムを整え、バランスの良い食事を摂ることで、体の調子を整えることができます。

また、起立性調節障害は塩分を多めに取ることも重要です。塩分を取ることで、体の水分を保持し、血圧を下げにくくするためです。ラーメンやうどんを食べた時にはスープまで飲むなど、人より多く塩分を摂取することを心がけましょう。

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薬物療法

起立性調節障害の薬物療法

薬物療法では第一に「ミドドリン塩酸塩」という薬が使用されます。血管を収縮させて血圧を上げる働きがあります。しかし、服薬するだけで効果が得られるわけではなく、他の対応も併せて行っていく必要があります。

ミドドリン塩酸塩で改善しない場合は、メチル硫酸アメジニウムやプロプラノロール塩酸塩など他の薬が使用されることもあります。

その他、漢方薬なども使用されます。詳細は下記記事で解説していますので、ぜひ参考にされてください。

関連記事:起立性調節障害に効果的な薬はある?その種類や薬物療法について解説

 

昼夜逆転には朝日を浴びて体内時計をリセット

人には「体内時計」というものがあるのをご存じですか?

1 日の周期が「24 時間」であるように、実は人の体も「一定のリズム」を刻んでいます。

それを「体内時計」といいます。

ただ、その周期というのは、じつは「25 時間」なんです。つまり、1 日の周期である「24 時間」よりも、1 時間だけ長くなっているのです。

人間の体内時計

人の体内時計は、「24 時間」よりも 1 時間だけ長いわけですから、そのまま何もしないでいると、1 日 1 時間ずつズレていってしまいます。

しかし、そうならないのは、毎朝「太陽の光」を浴びることによって、25 時間の体内時計を「24 時間」にリセットしているからです。

ただ、次のようなケースでは、体内時計がズレてしまうことになります。

<夜型の生活>
勉強やゲームなどで「夜更かし」ばかりしていると、朝起きられなくなる。

夜遅く寝ると、朝起きられない。だから「朝日」を浴びられない。という悪循環に。

ただ、たとえ「夜型の生活」になってしまったとしてももちろん解決法はあります。

それは、眠くても起床時に強制的に「朝日」を浴びることです。そうすれば、体内時計は徐々に24 時間の周期に戻っていきます。

朝スッキリと起床する女の子

・でも、夜遅く寝ると、どうしても朝に起きられない...

・だから、そもそも「朝日」を浴びることができない...

それが現実です。

朝起きられるのであれば、そもそも悩んでいないわけです。

「じゃあ、どうしたらいいの…?」

光目覚まし時計であれば、 眠ったままでも「太陽の光」を浴びられます。

光目覚まし時計(トトノエライト)の光を浴びる女の子

協会で推奨している『睡眠リズム照明 トトノエライト』は、あらかじめセットしておいた時間になると、「太陽と同レベルの光」を発するようになっています。

枕元に置いておくだけで、「眠ったまま」でもセットしておいた時間に「太陽と同じような強い光」を顔いっぱいに浴びることができるのです。

体内時計の中枢

朝が弱い人は、無理に起きる必要はありません。

まぶたを通過した「強い光」は、目の奥の網膜を経由して「脳」まで届きます。

なので、朝きちんと起きて「太陽の光」を浴びるのと同じように、寝たまま「体内時計」をリセットすることができるのです。

 

◆「光目覚まし時計」を使用した方の感想

光目覚まし時計を試した方の声

光目覚まし時計を試した方の声

 

◆起立性調節障害を克服した親子のインタビュー

 

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トトノエライトの光を浴びる女性

 

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起立性調節障害を光療法で克服した方の体験談

起立性調節障害を光療法で克服した方の体験談

起立性調節障害が治った人の声

下記では、過去に起立性調節障害を患っており、その後克服された方の体験談をご紹介します。

◆K.Rさん(小学校5年生 女性)

<K.Rさんの特徴>

当時、11歳(小学5年生 女性)で吹奏楽部に所属していました。性格はおとなしく、引っ込み思案、友達は多い方ではないです。

どこでも寝るのが好きで、早起きは苦手。血圧は常に低く、朝一で行う健康診断では必ず再検査(血圧低すぎて)となっていました。

 

<起立性調節障害を患ったきっかけ>

起立性調節障害になったきっかけは、小学生の時の朝礼で倒れたことがきっかけです。

症状としては、座ってるところから立ち上がったり、長く立っている状態の時に、目の前が真っ白になってふらつく、または倒れる。

対策としては朝ごはんをしっかり食べる、起きてすぐ出かけるなどしない、早く寝る。全ては血圧が低下することによって発症していると思うので、血圧をしっかり上げることが大切だと思います。

なかなか早寝早起きができなくて、起きてすぐ出かける状態が続き治ってはいません。

 

<効果があった対策>

・血圧をしっかりあげておくこと

・体重を増やすこと

・早寝早起き、寝起きですぐ動かない

 

<まとめ>

小学生、中学生、高校生と起立性調節障害の症状(ふらつき、倒れる)がありましたが、社会人になり改善策がなんとなくわかってからは、生活習慣に気をつけるようになり学生時代にくらべたら症状が少し改善したように思います。

引用:一般社団法人 起立性調節障害改善協会

 

◆H.Mさん(小学校6年生 女性)

<H.Mさんの特徴>

当時、12歳(小学6年生 女性)でバトミントン部に所属していて、性格は真面目で周りに気を使う優しいタイプでした。

自分の意見よりまずは友達の意見を尊重する。毎日宿題をちゃんとやり忘れ物もしないよう確認を怠らない。学校では物静かな優等生タイプと言われてました。

 

<起立性調節障害になったきっかけ>

保育園の時から「優等生」と言われて常に周りの目を気にするタイプでした。

苦手なことにも進んで取り組み周りからは「晴美ちゃんが言うから大丈夫」と言われるようになりそれが積み重なってプレッシャーとなっていました。

小学5年生になり生理が始まると朝、めまいを訴えるようになりました。最初は生理の影響かと思っていたのですが生理でない日もめまいや吐き気を訴えるようになって朝起きれない日が続きました。

そこから起立生調節障害を疑いカウンセラーに通うようになりました。

 

<効果があった対策>

まずは今までの頑張りを認める事、「できないことがあっていい。頑張りすぎなくていいんだよ」と声をかけるようにしました。

励ましはせず朝起きれた時も起きれない時も同じ対応をするよう心がけていました。

 

<まとめ>

起立性調節障害を患っていたときはめまい、吐き気などの症状があったけど、半年後には吐き気の症状はなくなりました。カウンセラーに通う事で気持ちを吐き出す場ができて笑顔も増えています。

また、学校以外の友人ができた事で「できない自分」も徐々に認められるようになり「失敗した」と笑いながら言う姿も見られるようになっています。めまいはまだ時々あるようですが数カ月に1回と減少しています。

引用:一般社団法人 起立性調節障害改善協会

https://odod.or.jp/kiritsusei-toha/od-5193/

◆S.Uさん(中学校1年生 男性)

<S.Uさんの特徴>

当時、12歳(中学1年生 男性)でテニス部に入っていました。性格は真面目で動物好きです。

思いやりがあり友達が困っているのを見ると見過ごせず手を差し伸べたり、何にでも平等で理不尽な思いをした相手にも分け隔てなく接することが出来る子です。

 

<起立性調節障害になったきっかけ>

2019年7月、家族で某有名テーマパークへ朝4時に起きて車で3時間かけて行きました。開園前に1時間ほど並んでいたら突然本人が倒れ、意識混濁になり、程なくしてスタッフの方の配慮で車いすで園内の医務室に運ばれました。

同年10月、文化祭の合唱コンクールに向けた朝練で教室で合唱している最中に倒れ、保健室に運ばれました。学校を早退し、小児科で検査して起立性調節障害と診断されました。

両日とも、本人は記憶がなく、気づいたら倒れていたとのことです。昇圧剤を処方され、心配な時に朝服用するようにと言われました。また、水分、塩分を摂るように指導されました。

 

<効果があった対策>

朝は水分と塩分のある食品を摂るようにし、立ちっぱなしになりそうな朝会等心配な時は昇圧剤を服用しています。

 

<まとめ>

主治医が言うには、起立性調節障害は思春期に起こる心と身体のバランスが崩れて起こるそうで、思春期が過ぎれば治るとのことです。

逆に言えば思春期が過ぎるまで不安な日々を送る事になるのですが、小児科で昇圧剤をいただいてからはお守り代わりに飲んだり持って行ったりして3年たちましたがあれ以来倒れる事はありません。

引用:一般社団法人 起立性調節障害改善協会

「起立性調節障害が治った人の声」をもっと見る

起立性調節障害が治った人の声

 

起立性調節障害には「光療法」を推奨します

 

起立性調節障害の予防法や治療後の注意点

起立性調節障害の予防法や治療後の注意点

少しずつ調子が良くなったと感じても、頑張りすぎるとオーバーペースとなってしまうこともあります。

疲れたり倒れたりしてしまう前に休むことを心がけ、周りの大人も過度な期待を寄せることなく、頑張りすぎる本人を引き止めるくらいの気持ちで支えてあげましょう。

また、治ったと思っていても体調不良の時などに症状が出てしまうこともあります。症状を予防するためにも、日常生活では以下の点に気をつけて過ごしましょう。

  • 急に立ち上がらず、30秒以上かけてゆっくり立ち上がる
  • 早寝早起きなど生活リズムを整える
  • 暑いところは避ける

異変を感じたら早期受診が重要

小学生、中学生の子どもに起立性調節障害が疑われる場合は、小児科の受診を検討してみてはいかがでしょうか。思春期の子どもに多くみられる病気であるため、小児科で診断・治療する方がほとんどです。

早期に診断がつくことで適切な対応が取れるようになり、起立性調節障害の悪化を防ぎ回復を促すことにも繋がります。多くの小児科では中学生まで初診を受け付けていることがほとんどなので、できるだけ早い段階で診察を受けておきましょう。

起立性調節障害であると診断を受けた場合は、高校生になっても同じ科で経過を見てもらえることもあります。

中学卒業後に起立性調節障害の症状が見られた場合は、小児科の対象年齢を超えているため成人の診療科を受診しましょう。原因により科が異なりますが、循環器内科・脳神経内科・心療内科のどれかで相談してみることをおすすめします。

起立性調節障害に関するよくある質問

起立性調節障害について、よくある質問をQ&A形式でまとめたのでご覧ください。

<起立性調節障害 どんな症状?>

・寝つきが悪い

・朝起きるのがつらい

・倦怠感がある

・立っていると気分が悪い

・集中力が続かない

・動悸や息切れがする

・乗り物酔いをする

・顔色が優れない、青白い

などの症状があり、主に小学生から中学生に多くみられる病気です。

→起立性調節障害の症状の詳細はこちら

 

<起立性調節障害 何が原因?>

起立性調節障害の主な原因は自律神経の乱れです。

この自律神経は体を活動的にする交感神経と、体をリラックスさせる副交感神経によって構成されており、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで、自律神経の乱れが起こります。

→起立性調節障害の原因の詳細はこちら

 

<精神面での治し方はある?>

起立性調節障害の発症や悪化に、精神的なストレス等が関係している場合もあります。

心のケアが必要であると判断された場合には、心理療法が検討されます。専門的な訓練を受けた人によるカウンセリングを実施し、次に進む道を探していくという方法です。

 

<自然に治ることはある?>

 

起立性調節障害は、回復までに時間がかかる病気です。

ただ、時間とともに自律神経の機能は回復していくことがほとんどなため、多くの場合は時間とともに起立性調節障害も快方に向かいます。時間も薬のようなものと考えて大丈夫です。

 

<発症してからどのくらいの期間で治る?>

症状の程度によって差はありますが、16,17歳以降でよくなることが多いでしょう。

中学校では症状が強くなかなか学校に通えなかったものの、大学や専門学校には朝から通えるようになったという人もいます。

適切に対応すれば、9割程度の子どもは16,17歳以降に改善しますが、成人した後も体調不良時などに症状が出てしまうこともあります。

また、大人の起立性調節障害は、自律神経の調節障害という面以外に心臓や血管の問題で症状が出ている可能性があります。

子どもの起立性調節障害と必ずしも同じに捉えることはできないため、循環器内科・脳神経内科・心療内科などで相談してみてください。

→起立性調節障害の治療期間の詳細はこちら

 

<起立性調節障害 放置するとどうなる?>

基本的にはホルモンバランスや体の成長が急激に起こる思春期が過ぎ、成長が緩やかになると自然に改善することが多い病気です。

しかし、重症の起立性調節障害の場合、重度の自律神経による体の循環機能不全により脳への血流不足から失神や体のだるさ、寝たきり(特に午前中に多いですが、1日中しんどいといることもありえます。)状態となり、日常生活に支障を来してしまいます。

引きこもりや不登校が長期的になってしまうこともあり、早期の治療介入が必要です。

起立性調節障害 放置するとどうなる?

 

<朝起きれない不登校の病気は?>

うつ病や自閉症、適応障害、低血圧、貧血、片頭痛などが考えられます。

 

<起立性調節障害の子どもは通信制・定時制・全日制のどこに進学したほうがいい?>

それぞれにメリットデメリットがありますので、お子さんの症状や体調に合わせて決めることが重要です。

下記記事では、通信制・定時制・全日制のメリットデメリットを紹介しています。

 

学校を休んでいる間の学習をサポートするサービス

 

<起立性調節障害の毒親とは?>

起立性調節障害の原因である自律神経の働きはストレスにより不具合を生じます。

過度なストレスにより自律神経の働きのバランスが崩れると、起立性調節障害の症状が出現しやすく、悪化してしまいやすいため、両親は子供にストレスや負担がかからないような家庭環境を整える必要があります。

両親が不安や心配のあまり、過剰な感情を子供にぶつけてしまうような言動をしてしまうと症状悪化につながってしまいかねません。

ついつい心配で朝起き上がれない子供を無理やり起こしたり、不安から必要以上に注意したりすることは控えた方が良いでしょう。

 

<子どもが起立性調節障害ですが親がうつになりそう。どうしたらいい?>

我が子には体も心も健康でいてほしい、皆と同じように登校し学校生活を楽しみ、学業や部活動に励み、多くの友達を作ってほしいと考えるものです。

学業や部活動などで特に大事な時期になる思春期に好発する起立性調節障害のために、朝起き上がれず、頭痛やめまいなどの身体症状で登校ができなかったり、日常生活に支障が出てしまうと大変心配になります。

心配や焦り、不安などの感情に押しつぶされそうになりますが、成長期が終わるころには多くのお子さんで起立性調節障害の症状は大きく改善します。

医療機関や学校とも協力し、子供の症状と相談しながら少しずつできることを増やしていくことをお勧めします。

症状が医師版重い時期、子供の登校が難しいようなら思い切って学校を休み、主治医と相談し薬物療法や生活習慣を調整し、症状が少しずつ良くなってきた場合に、子供の症状や気持ちと相談しながら少しずつ登校したり、部活動などに復帰することも良いかもしれません。

起立性調節障害の症状は人それぞれです。休養方法や復帰の方法も人それぞれです。一人で悩まずに、家族、友人、医師などに相談しましょう。

下記記事では、起立性調節障害の体験談を小学生、中学生、高校生別にご紹介していますので、ぜひご覧ください。

起立性調節障害の体験談(小学生)

起立性調節障害の体験談(中学生)

起立性調節障害の体験談(高校生)

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【参考】
日本小児心身医学会 起立性調節障害(OD)

 

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