アンケート調査

【全国275人調査】冬は子どもの二度寝が増える?約5割の家庭で「二度寝が増加」

冬になると「子どもの二度寝が増えた」と感じる家庭は少なくありません。一般社団法人 起立性調節障害改善協会は、小学生〜高校生の子どもを持つ保護者275名を対象に、「冬の二度寝」に関する調査を実施しました。その結果、約5割の家庭で冬に二度寝が増えたと感じている一方で、原因や困りごと、対策に対する認識には偏りがある実態が明らかになりました。本調査では、単なる“冬の眠気”として見過ごされがちな二度寝の背景に、起立性調節障害(OD)の兆候が隠れていないかを可視化し、保護者が気づくための手がかりを探ります。

調査背景

冬になると、「一度起きたのにまた寝てしまう」「目覚ましを止めても布団から出られない」といった二度寝の増加を感じる家庭が増えます。寒さや日照時間の短さは体の覚醒を妨げやすく、朝の切り替えがうまくいかない要因のひとつとされています。一方で、こうした二度寝は「寒いから」「夜更かししたから」と生活習慣の問題として受け止められることも多く、体調面の影響が意識されにくい傾向があります。そこで本調査では、冬の朝に起こりやすい二度寝の実態や、保護者が感じている原因・困りごと・対策意識を整理し、その背景にある可能性を可視化することを目的としました。

調査サマリー

  • 冬の朝、半数を超える53.8%の家庭で「二度寝が増えた」と回答
  • 二度寝する子どもの約6割が15分以上再入眠している
  • 二度寝の原因は「寒さ」だけでなく、睡眠不足・疲労・覚醒不全など体調要因が約4割
  • 困りごとは「遅刻」よりも、日中の眠気・生活リズムの乱れが目立つ
  • 改善策は生活習慣の見直しが中心で、医療機関への相談を挙げた家庭はごく少数

※ 本調査結果を引用する場合は、「一般社団法人 起立性調節障害改善協会」のURL(https://odod.or.jp/)を記載してください。

詳細データ

Q1. 冬の朝、お子さまは二度寝することが増えましたか?

冬の朝、お子さまは二度寝することが増えましたか?
  • 増えた:53.8%
  • 変わらない:45.8%
  • 減った:0.4%

→ 冬になると、半数以上の家庭で二度寝が増えたと感じていることがわかります。季節要因が朝の起床行動に影響を与えている様子がうかがえます。

Q2. 二度寝する場合、どれくらいの時間寝てしまいますか?

二度寝する場合、どれくらいの時間寝てしまいますか?
  • 15分〜30分:36.5%
  • 5分〜15分:33.5%
  • 30分〜1時間:20.0%
  • 1時間以上:5.7%
  • 5分未満:4.3%

→ 二度寝をする子どもの約6割が15分以上寝ており、短時間では済まないケースが多数派です。朝の覚醒が十分に進んでいない可能性が考えられます。

Q3. お子さまが二度寝してしまう原因は何だと思いますか?

お子さまが二度寝してしまう原因は何だと思いますか?
  • 寒くて布団から出られない:32.8%
  • 睡眠時間が足りていない:15.4%
  • 夜更かししている:14.1%
  • 疲れが取れていない:13.2%
  • 十分に覚醒していない:11.6%
  • その他:12.9%

→ 最多は「寒さ」ですが、睡眠不足・疲労・覚醒不全といった体調要因を合計すると約4割に達します。一方で、「怠け」と捉える回答は少数にとどまり、保護者の多くが身体的・環境的な要因を感じ取っていることがうかがえます。

Q4. 二度寝によってどのような困りごとがありますか?

二度寝によってどのような困りごとがありますか?
  • 登校がギリギリになってしまう:26.8%
  • 朝食を抜くことが増えた:20.4%
  • 日中も眠気が取れない:18.3%
  • 忘れ物が増えた:12.1%
  • 夜に目が冴えて眠れない:8.0%
  • その他:14.4%

→ 遅刻そのものよりも、日中の眠気や生活リズムの乱れといった影響が目立ちます。二度寝がその日一日のコンディションに波及している様子が読み取れます。

Q5. お子さまの二度寝を改善するには、どのような対策が有効だと思いますか?

お子さまの二度寝を改善するには、どのような対策が有効だと思いますか?
  • 早めに寝る:20.8%
  • 夜更かしを避ける:17.6%
  • 朝の光を浴びる:15.6%
  • スマホやゲームの時間を見直す:11.6%
  • 起床後の楽しみを作る:7.5%
  • その他:26.9%(目覚まし時計を活用する:7.4%、布団やパジャマを暖かくする:6.6%、運動習慣をつける:4.7% など)

→ 対策は生活習慣の改善に集中しており、「医療機関で相談する」を挙げた家庭は0.3%とごくわずかでした。二度寝を体調不良や疾患の兆候として捉える視点は、まだ一般的とは言えない実態が浮かび上がります。

調査結果のまとめ

本調査から、冬になると多くの家庭で二度寝が増え、しかも短時間では済まないケースが多いことが明らかになりました。原因としては寒さが最も多く挙げられたものの、睡眠不足や覚醒不全、疲労といった体調面の要因も大きな割合を占めています。一方で、改善策は生活習慣の見直しに偏っており、医療的な視点はほとんど持たれていません。冬の二度寝を「季節あるある」として見過ごすのではなく、体のサインとして捉えることが、起立性調節障害の気づきにつながる可能性があります。

一般社団法人 起立性調節障害改善協会のコメント

◆代表理事(竹田 浩一)のコメント

OD協会_代表理事_竹田氏

起立性調節障害(OD)の子どもは、朝に自律神経がうまく切り替わらず、十分に覚醒しないまま再び眠ってしまうことがあります。冬は寒さや日照不足の影響で、この状態がより強く出やすくなります。「寒いから」「夜更かししたから」と生活習慣だけに原因を求めてしまうと、体からのサインを見逃してしまうこともあります。二度寝が続く、15分以上起きられない、日中も強い眠気が残るといった様子が見られる場合は、体調面にも目を向けていただきたいと思います。早めに気づき、必要に応じて専門機関に相談することが、子ども本人の負担を軽減する第一歩になります。

調査概要

  • 有効回答数:275名
  • 調査主体:一般社団法人 起立性調節障害改善協会
  • 調査期間:2026年1月11日〜1月16日
  • 調査対象:全国の小学生〜高校生の保護者
  • 調査方法:インターネットによるアンケート調査
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