思春期はホルモンバランスも大きく変化し、身体の成長、心の変化など多様な面で変化に多い時期です。一般的には、身体の成長に伴い必要なエネルギー量、栄養素の量が最も高い時期ですが、様々な原因で食思不振になることもあります。
大人から自立していく時期でもあるので、自分の好むものを外出先で購入して食べたりすることも自由にできることも影響があるかもしれません。
こちらの記事では、思春期における食思不振の原因を中心に、解消方法などについても解説していきます。
食思不振だけではなく、腹痛や頭痛、など思春期は様々な不調が起きやすい時期とも言えるでしょう。思春期のお子さんが特に朝食を食べられず、午前中は食欲があまりないという場合、もしかしたら起立性調節障害という病気かもしれません。
起立性調節障害は自律神経である交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで様々な症状が現れる病気です。本来早朝起床時に活性化するはずの交感神経の活性が遅れ、朝なかなか起きられない、というのがこの病気の典型的な症状の一つです。
早朝起床時が最も症状が重く、朝食は食べられないことも多いです。交感神経の働きが時間とともに増すことで、症状は次第に改善し、午後には本調子に戻ることが多いことも特徴の一つです。
したがって、昼食や夕食は食べられることが多いです。この病気は特に思春期前後の子どもに多く見られるので、気になる症状がある場合、セルフチェックを行い早期治療を行うことが望ましいです。
下記記事ではセルフチェックについて解説していますので、気になる症状がある方は是非ご一読ください。