起立性調節障害とは

運動制限したほうが良いの?起立性調節障害

この記事の監修者

医師 錦惠那

医師 錦 惠那

内科一般・腎臓内科・透析科・産業医
保有資格:日本内科学会内科専門医・日本医師会認定産業医

 

運動制限したほうが良いの?起立性調節障害

起立性調節障害を患っている我が子に運動をさせても良いのか、部活動はどのように取り組むべきか、お悩みの親御さんも多いでしょう。

その日の体調によりできることとできないこととがあるなか、部活動や体育などの日々の運動にはどのように対応すれば良いのでしょうか?

この記事では、起立性調節障害を患っている場合に運動をしても良いのかという点を中心に、激しい運動は大丈夫か、反対に運動不足は身体にどのような影響を与えるのかなどについて詳しく解説します。

起立性調節障害で運動制限の必要性は?

一般的に起立性調節障害を患っている場合、適度な運動は体力を維持し健康に過ごすため必要とされています。また、部活に参加するようになってから起立性調節障害の症状が改善されたケースもあります。

その一方で、中学生になり部活動が始まると、テニスや野球、サッカーなどと種目によって運動量の激しさも異なるのも現状です。

起立性調節障害が軽症の場合は、運動制限を行なう必要はありません。しかし、中等症と診断された場合は、競争を要するような運動は避ける方が安心です。

具体的な種目を挙げると、サッカーや陸上部などが該当します。お子様の起立性調節障害の症状に合わせて、可能な範囲で取り組める運動を選び行なうことが大切です。

起立性調節障害における運動療法

起立性調節障害においては、適度な運動によって症状の改善を図ることができます。症状に合う運動を選ぶことで、部活動や日ごろの運動にも取り組むことができるでしょう。ここからは、具体的にどのような運動をしたら良いのか、詳しく解説します。

起立性調節障害は、調子の良い日や時間帯に積極的に身体を動かすことで症状の改善につなげることが可能です。簡単な筋トレがおすすめであり、スクワットやエアなわとび、その場で足踏みなどを実践してみましょう。

運動に取り組むときは、大胸筋や腹直筋といった大きな筋肉を鍛えると、効率よくグルタミン酸の分泌を促すことができます。グルタミン酸の分泌によりインスリンの状態も改善されるため、ストレスの軽減やリラックス作用が期待できます。

自宅にいながら取り組める運動も多いので、無理をせず、楽しみながら気分転換のために行ないましょう。親子で起立性調節障害を理解し、一人ひとりに合った方法で運動を始められるようにすることが大切です。

以下の記事では、起立性調節障害の治療法や親ができることについて詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

 

 

【参考】
田中大介 監修『起立性調節障害(OD)朝起きられない子どもの病気がわかる本』 講談社
日本小児心身医学会 起立性調節障害(OD)

トトノエライト なおくん

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